from 北海道滝川の自宅オフィス

こんにちは!

コピーライターの林 孝治(はやし こうじ)です。

 

滝川で生活していて、ふと感じることの一つに

「弱くなったな」という感覚があります。

 

知らない街で暮らし始めたから

周りは知らない人ばかり。

 

どこかの企業で勤めているわけではないので、

自分から求めないと知り合いを作ることができない。

 

そうなると、仕事のとき以外は

誰とも話す場面がないわけです。

 

もともと寂しがり屋の一人好きなので、

それなりに大丈夫だと思っていたんですが、

 

ふとしたときに寂しさを感じて

「誰かと話がしたい」

と思ってしまうことがあります。

 

なんてことのない会話でいい。

面白い、楽しい、嬉しい。

 

感じる感情はどんなことでもいいから、

とにかく誰かと話をして

心に刺激が欲しいと思うんです。

 

と言っても、

僕の心が病んでいるから助けて

と言いたいわけじゃなく。

 

この感覚って、もしかしたら、

「震災で一人ぼっちになってしまった」

「身寄りのないお年寄り」

「学校でいじめに遭っている子ども」

などの状況の人の感覚に近いんだろうなと思うわけです。

 

 

また、これとは反対の場面を見たこともあります。

 

 

剣淵町にある「絵本の館」に行ったときのこと。

 

そこは、たくさんの絵本が置いてあったり、

木で作られた遊具があったりと、

子どもが主役の図書館(?)なんです。

 

そこに、気分転換に出掛けたときに見かけたのが、

 

見るからに「この人はめちゃめちゃヤンチャだろう」

と思うような風貌の若い男性が

3歳くらいの女の子と遊んでいるところ。

 

若いお母さんが小さな女の子を膝の上に乗せて、

絵本を読み聞かせをしているところ。

 

日当たりのいい場所で

お父さんと男の子が同じ格好して昼寝しているところ。

 

その一つ一つの様子を見ていると、

温かく、穏やかで、安心した表情をしていたんです。

 

 

その時にふと

「人って、心を通わせたい生き物なんだな」と感じました。

 

 

別の言い方をしたら、

 

人が幸せを感じることの一つに、

『人と心を通わせることがあるんだな』と感じたんです。

 

 

普段、仕事で忙しいお父さんが

我が子と話すことができなくて寂しく思っていたら。

 

我が子がどんどん成長していって、

いつの間にか話すことがぎこちなくって、

心を通わせたくてもできなくなってしまったら。

 

同じ屋根の下にいるのに

別の世界で生きているような寂しさを

 

どうにかできる

絵本や遊具のようなコミュニケーションツールがあれば、

もっと世界は変わるのかなと思うわけです。

 

話すきっかけや心を通わせられるツールがたくさんあって、

その存在をたくさんの人に知られて、

心を通わせられるきっかけがあれば、

 

人とのつながりがもっと変わるんじゃないかな、と。

 

 

別に、新しいモノをつくる必要はなくて、

今あるモノに「きっかけ」という意味づけをしてあげればいいと思います。

 

その「きっかけ」を見つけることが難しいんですけどね^^;

 

 

ここに書き残したようなことを感じるために

今、こうして「弱くなったな」と

感じさせてもらっているのかなと思います。

 

 

このような大切なことに気付かせてくださった

たくさんの方に感謝いたします。

 


story-like-oneself
〜あなたらしい物語で、あなたを形にします〜
コピーライター/林 孝治

【 公式HP 】
https://story-like-oneself.com/

【 facebook 】
https://goo.gl/3Rr88u

【 メールでのお問い合わせ 】
info@story-like-oneself.com