from 北海道旭川の自宅オフィス
こんにちは!
コピーライターの林 孝治(はやし こうじ)です。
僕が代筆するものの一つに
「写真にストーリーをつける」
という仕事があります。
たとえば、ファッション雑誌だと
モデルさんが洋服を着てポージングしてますよね。
その人の性別、年齢、服装、持っているもの、周りの風景など
写真から読み取れる情報から
どういう場面なのか、どんな気持ちなのか、どんなことを伝えたいと思っているのか
をストーリー仕立てにして文章で伝えることをします。
先日もこのご依頼をいただいて打合せをしてきたんです。
女性向けのアパレル商品で、ブランドとしてすでに立ち上がっているんですが、
もう少しいろんな人に興味を持ってもらいたいということで、
詳しくお話を聞かせていただいて、写真を預かってきました。
で、自宅に帰って、写真とにらめっこしながら考えていたんですが、
全くアイディアが出てきません。
なぜかなーって考えてたら、面白いことに気づいたんです。
で、それを仮説として立てて、いろんな写真を見ていたら、
まさに当たっていました。
ここからはその仮説についてお話しますが、
プロフィール写真を掲載している人やネットショップなどで商品を販売している人は、
ぜひ読んだ後にご自身の写真をチェックしてみてください。
いいですか?
その仮説とは、
『写真がどういう目的で撮られたのか』と関係しています。
わかりやすいようにファッションのことでお話ししますね。
まずは、こちらの写真をご覧ください。
この写真をパッと見たときに、最初に目がどこに行きました?
女性の顔に引き寄せられませんでしたか?
この目の動きことを“アイキャッチ”といいます。
別の言い方をすると、「写真の主役(目的)」ですね。
人が写真を見たとき、最初に目が行くのが
「人の顔」と言われています。
それは、モデルとなる人の顔や目の向きと関係しているんです。
よくドラマや小説などで
「誰かの視線を感じる」というセリフがありますよね。
人は、誰かに見られてるとその視線をキャッチします。
たとえ写真の中の人だとしても視線を感じれば
自然にモデルさんの顔に目が行くということです。
ただ、じっくり見ていると
着ている服やカバンにも目が行きますよね?
最初に、顔へ目が行くようにしても、
時間が経てば、他のところに目が移ります。
ここから初めて、その人の印象というものが生まれてくるんです。
人の印象を作るのは
・どんな表情をしているか
・目線がどこを向いているのか
・どんな姿勢をしているのか
・どんな洋服を身につけているのか
・どんな場所で、どんなものが周りに置いてあるのか
が関係します。
写真を見た人にどんな印象を与えたいかによって
これらを上手く組み合わせることが大切なんです。
プロフィール写真のような人を紹介する目的のものは、
こういう撮り方をするといいですね。
では次に、この写真を見てください。
どこに目が行きましたか?
多くの人が、
「女性が持っている赤い手帳らしきもの」に視線が奪われたと思います。
この写真は、女性の顔が正面を向いているけど、
・視線が写真を見ている人に向いていない
・赤い手帳が目立つように、周りの色合いを揃えている
ということをしているので、顔には目がいかないようになっているんです。
こういう撮り方は、商品を紹介する写真に向いています。
さて、ここで、
ご自身のプロフィール写真や商品を撮影した写真をチェックしてみてください。
最初に目が行く場所はどこですか?
もし、違うものに目が行ってしまうようなら、撮り直すことをオススメします。
また、よくやりがちなのは、
写真の中にいろんなものが写り込んでしまって、
ゴチャゴチャとしたものになっていることです。
その場合、
「目がどこにも行かない」とか、「毎回見るところが違う」
ということが起きます。
これも撮り直して、ちゃんと目的にあったものを用意してみてください。
PS.ザ・プロフィールという写真もいいですが、
ワンランク上のオシャレなプロフィール写真にすると、
印象がガラッと変わりますよ^^
「人の印象を作るもの」を意識して、
撮ってみてください。
PPS.やっとプロフィール写真を撮ってきました(笑)
コチラに掲載しています。
よかったらご覧ください^^
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〜あなたらしい物語で、あなたを形にします〜
コピーライター/林 孝治
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