from 北海道旭川の自宅オフィス

こんにちは!

コピーライターの林 孝治(はやし こうじ)です。

 

 

先日、旭川市内にある高校の野球部の前で、お話をさせていただきました。

 

といっても、野球についてではないですよ^^;

(キャッチボールしかできませんので…)

 

監督や部長にお話をお伺いすると、

どうやらチームビルディングやコミュニケーションについて

悩みがあるようなので、講師の方と一緒に行ってきたんです。

 

 

そのとき、お話したことの一つに、こんなことを伝えてきました。

 

『業界の常識を疑え』

 

これは、青山学院大学/陸上競技部の原監督の言葉です。

 

たとえば、サッカー業界なら、先輩後輩に関係なく、

相手を呼ぶときは「君」付けで呼んだり、ニックネームで呼んだりしています。

 

というのも、瞬間的な判断力が問われる競技なので、

試合中に敬意を払っている余裕がありません。

 

「試合で勝利をするために、どうしたらいいのか」

と工夫をされて生まれてきた常識です。

 

でも、決して先輩に敬意を払っていないわけではありません。

お互い理解した上でのことなので。

 

このように、その環境に合わせた自分たちのルールが作られて、

それがいつしか業界の常識となっているものがあります。

 

 

 

でも、一歩外に出ると、それは常識ではありません。

会社に入って、上司を「〇〇君」なんて呼んだ日には…ね(笑)

 

 

 

こんなお話もあります。

 

テレビ業界の常識として一昔前は、

“お互いのテレビ局が競合相手(ライバル)”とされていました。

 

「TBSの競合は、フジテレビ」みたいな。

 

 

でも、時代が変わって、今では

テレビ局同士が競合ではなくなりました。

 

じゃあ、誰が競合なのかというと、「スマホ」なんです。

 

こんな記事があります。

 

総務省の調査によると、昨年(2016年)の平日一日あたりのテレビ利用時間が全世代平均で前年より6.3分少ない168分でした。年代別に見ると10代は89分、20代だと112.8分と全世代平均を大幅に下回っており、若者を中心とした「テレビ離れ」が加速していると言われています。

(参照:産経ニュースより)

 

また、その中で言われているのが、

「若者はテレビではなく、インターネットの利用時間が増えている」とされているんですね。

 

今のインターネットはゲームができるし、SNSでいろんな情報が入ってくるし、

動画サイトも充実しています。

 

自分がやりたいこと・好きなことを探して、それを選んですることができるんです。

 

そういう人が増えている中で、

いつまでも“テレビ局同士が競合”という「業界の常識」に囚われていると

時代に取り残されていきます。

 

 

これは、

「その時代に合わせた方法や生き方を選択していかないと

 自分が望む結果や未来に近づくことができない」

ということであり、「退化」していくこととも言えるでしょう。

 

 

 

「自分には関係ない」

と思うかもしれませんが、

僕たちは共通して大きな“業界”に生きています。

 

 

それは、“人間”という業界です。

そして、その業界の中で疑ってほしいことがあります。

 

どんなことかというと

「自分のコミュニケーション方法はあっているのか」です。

 

 

会社、部活、友人や家族など、すべてに共通しているのが

“相手(人)がいる”ということ。

 

その人たちとあなたは、

“より良い関係を築いている”と自信を持っていえますか?

 

 

会社という環境でいえば、一昔前は、

「ガミガミ怒鳴り散らす」ことが常識のようなものだったと思います。

 

「契約が取れないから怒鳴る」

「言ったことができていないから、ガミガミ怒る」

こんな光景が想像できますよね。

 

その時代は、それでよかったのかもしれません。

 

 

でも、今はどうでしょう。

 

ガミガミ怒鳴り散らすと、部下は「会社を辞める」と言い出していませんか?

会社の向かっている方向に、一緒に向いてくれていますか?

 

これまでの常識では、「会社が一丸となる」ことが難しくなってきています。

 

 

思い出してほしいのですが、

「自分がされて嫌なことを相手にしないこと」

と子どもの頃によく教えられました。

 

まさにその通りだけど、いつの間にか忘れてしまい、

ついそういうことをしてしまいますよね。

 

最近だと、

「自分がされて嬉しいことを相手にする」

「相手がどんなことをしてほしいのか考えて行動する」

なんてことも言われています。

 

より良い関係を作ることって、こういうことじゃないでしょうか。

 

そして、これらは会社だけじゃなく、

普通に生活していたら、常に周りには“相手がいる”んです。

 

 

普段何気なく思っている「これが常識」が、

本当に常識なのかどうか疑ってみてください。

 

そしたら、周りの人とより良い関係を築くことができたり、

「会社が一丸となる」ことができますよ^^

 

 

 

PS.野球部の子たちは、とても勉強熱心でした。

これからドンドン“最幸なチーム”へと変わっていくことが楽しみです^^

 

 

 


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〜あなたらしい物語で、あなたを形にします〜
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