from 北海道旭川の自宅オフィス

こんにちは!

コピーライターの林 孝治(はやし こうじ)です。

 

 

 

先日、某SNSを見ていたら、こんな言葉が目に飛び込んできました。

 

『エンジョイハラスメント』

 

すごく掻い摘んでお話しますが(笑)

 

とある番組で

「“仕事の華のある部分”をスタッフに任せ裏方に徹する理由は、

 スタッフに仕事を楽しんで欲しいから」

という意見に対して、

お笑い芸人・オードリーの若林さんがこの言葉を話していたそうです。

 

また若林さんは、

「『だりぃな』って思いながら仕事の現場に行ってちゃんとやって、

 『これで良かったかな?』ぐらいで帰っても良いじゃんって思う」

「マジでネタ作るのなんて全然楽しくないですよ。面倒くさいし…」

とも話していたそうです。

 

 

上手いこと言うなーって思いました。

 

たしかに、「仕事を楽しめ」と言われても、必ずしもそうは思えないですよね。

多くの人が好きなことを仕事にしているわけじゃないですし。

 

それに、仕事をする目的の一つに、

“お金を稼いで生きていくため”というのもありますしね。

 

 

こんなことを言ったらいけないかもしれませんが、

僕も仕事なので、どんな文章でも書きますが、

どんな文章でも書くことが好きかと聞かれたら…テへッ(笑)

 

ただ、文章を書くことが他の人よりも好きなんだと思います。

ことわざに

「好きこそ物の上手なれ」ってあるじゃないですか。

 

<意味>

どんなことでも、その人が好きでやっていることは、すぐにうまくなり、身につくのも早い

(参照:ことわざ準備室より)

 

 

会社員時代に、仕事で文章を書き始めたとき、

どうしても上手く書けなくて毎日頭を抱えたこともありました。

夢にまで出てきて、うなされたこともあります(笑)

 

でも、今こうしてコピーライターとして仕事をしているということは、

文章を書くことが好きなんだと思うんです。

 

 

それでも、ときには、気乗りしないときもあります。(笑)

できあがりの質は、いつもと何も変わりません。

あっという間に時間が過ぎて、気づいたら終わっていたみたいな。

 

じゃあ、そのとき、楽しんでいたのかというと、

どこか違う感じがするんです。

 

 

不思議だなーと思って、ここ数日、ずっと考えてました(笑)

 

 

で、あるとき、ヒントを見つけたんです。

 

そしたら、ムリして楽しまなくてもいいんだって気づきました。

 

 

それは、夢中になること』でした。

 

・あっという間に一日が終わった。

・知らないうちに集中して仕事をしていた。

・好きではないけど、やっているうちに没頭していた。

 

そういうことってありますよね。

 

僕も会社員時代は、

朝のだるさを引きずったまま仕事を始めて、気づいたらお昼になって、

あくびの一つでもしていたら退社時間になっていた。

なんてことがよくありました。

 

毎日仕事を楽しくやっていたかというと、そうではありません。

でも、その代わり、毎日「夢中になって」仕事をしていました。

 

 

というのもね、

 

夢中になっていないときや詰まらないと感じているときって、

時間の進みが遅いじゃないですか。

 

たとえば、

学生時代の校長先生のありがたいお話を聞いているときとか(笑)

(当時は僕も子どもだったので、お許しください^^;)

 

 

時間の速さは同じなのに、

体感的に感じる時間の速さが速いときもあれば、遅いときもある。

 

その違いを作っているのは、

「夢中になること」だと思うんですね。

 

 

それに、好きなことや楽しいことをしているから夢中になるのかというと、

順番が逆な気がするんです。

 

夢中になっているときって、

好きか嫌いか、楽しいかどうかを含めて余計なことを一切考えていないし、

そのことしか見えてないじゃないですか。

 

ということは、

好きかどうかも、楽しいかどうかも、後付けで考えているわけですよ。

 

でも、夢中になれるということは、好きじゃないかもしれないですが、

少なくとも嫌いでもないということです。

 

夢中になれるからこそ、何かのきっかけで好きになったり、

楽しく感じたりするんだと思います。

 

 

 

また、都合のいい言い方かもしれませんが、

「生きる喜びを感じる」って表現があるじゃないですか。

 

それと同じような意味で

「夢中になれる喜び」というのもあると思うんです。

 

毎日の中で夢中になれるものがないことと比べたら、

夢中になれるものがあるって、とても幸せだと思います。

 

 

 

もし、今、趣味がないとか、好きなことがないと感じている人がいれば、

これまでに夢中になったことを思い出してみてください。

その感覚が何かを見つけるヒントになります。

 

そして、仕事でうまくやる気が出ないと感じる人も同じように、

これまでに仕事をしていて夢中になれたことを思い出してみてください。

そこにヒントがあると思います。

 

 

「どうして夢中になったのか」

これを見つけられたら、好きになれたり、楽しくなれるんじゃないでしょうか。

 

そして、「好きこそ物の上手なれ」とまではいかないですが、

いろんなことの上達が早くなりますよ^^

 

 


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〜あなたらしい物語で、あなたを形にします〜
コピーライター/林 孝治

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